毎日の会話に使える「挨拶」の英語表現
毎日誰かに会うたび必ず交わされるのが、挨拶。
たった一言で相手と心を通わせることのできる万国共通のコミュニケーションツールですね。
英語のレベルにかかわらず、ふと顔を合わせた時にさわやかに挨拶ができるとお互いに気持ちが良いもの。
定番の挨拶であるHello.やHow are you?に加え、時間帯やシチュエーション別の表現を見ていきましょう。
毎日の挨拶に
定番の挨拶
まず第一声は
Hi. やぁ。
Hello. こんにちは。
言わずと知れた定番の挨拶文句ですね。
Hi.の方がHello.よりカジュアルな表現になります。
時間帯別
これももはや定番。時間帯によってGood〜以下を変えて使います。
Good morning.
おはようございます。
Good afternoon.
こんにちは。
Good evening.
こんばんは。
後ろに敬称のsir(男性)やma’am(女性)をつけるとさらに丁寧な表現になります。
※ちなみに、Good nightだと「おやすみなさい」というお別れの挨拶になるため出会いの時には使いません。
相手の調子についてたずねる
How is it going?
調子はどう?(元気?)
直訳すると「それの調子はどうですか?」となりますが、友達同士や同僚などの間でカジュアルに「元気?」と聞きたい時によく使われるフレーズです。
ネイティブはHow’s it going?という感じに略して使います。
それに対する返事は
Great. すごく良いよ。
I’m good. 元気だよ。
I’m going well. 調子良いよ。
I’m doing great! 絶好調だよ!
絶好調というわけではないけど、いつも通り・まあまあかなと言いたい場合は
Pretty good. 良い調子だよ。
I’m fine. 大丈夫だよ。
I’m okay. まあまあかな。
Not bad. 悪くないよ。
などなど。
Pretty good.は話す時のテンションで意味が変わるので「すごく調子良いよ!」という意味で使いたい場合はテンション高めで言ってみましょう。
また、先に聞かれた方は相手にこう聞き返します。
How about yourself?
あなたはどう?
これに対して同様に
I’m fine, thanks.
大丈夫だよ、ありがとう。
といった感じで答えます。
これらのやり取りを全てつなげるとこうなります。
Hi, How’s it going?
やぁ。元気?
I’m good. How about yourself?
元気だよ。君は?
I’m fine, thanks.
大丈夫だよ、ありがとう。
ネイティブはこの一連の流れを3秒くらいで、ポンポンッとキャッチボールをするようにテンポよくやり取りします。
他にもこんな表現があります。
Hey, what’s up?
やあ、最近どう?何かあった?
How’s it goingよりもさらにくだけた感じのフレーズ。
これに対する返答は
Not much.
Not too much.
Nothing much.
(いずれも)特にないよ。
が最も一般的です。
これらの表現をつなげると
Hey, what’s up?
やあ、最近どうよ?何かあった?
Not much, how about you?
特にないよ、君は?
といった感じになりますね。
かなりカジュアルな表現なので親しい友人の間などで使われます。
フォーマルな挨拶
年上の人や上司など、目上の人に対して丁寧な表現を使う場合は
Hello.に続けてこう言います。
How are you?
How are you doing?
お元気ですか?
How are you?とHow are you doing?はほぼ同じ意味として使われますが後ろにdoingがつく方がややカジュアルな印象があります。
How are you, sir?というふうに後ろに敬称をつけることによってより丁寧な表現をすることができます。
シチュエーション別
久しぶりに会った相手に
しばらく会っていなかった相手に「久しぶり」と言いたい時はこういう表現を使います。
It’s(=has) been a while.
久しぶりだね。
I haven’t seen you for a while.
しばらく会わなかったね。(久しぶり。)
Long time no see!
久しぶり!
そして、会わなかった間のことについてたずねます。
How have you been?
どうしてたの?
How is your life? 調子はどう?
How is everything so far?
これまで全部はどう?(So far=ここまで)
というふうにHow’s it goingより広い意味での相手の生活や人生について聞いたりします。
ネイティブはHow isをHow’sと省略して発音します。
調子の良くないとき
日によっては「元気だよ」という気分ではない時もあると思います。
そんな時は
Oh, I’m not so good.
あぁ、そんなによくないんだ。
I’m sick since yesterday.
昨日から風邪を引いてて。
というふうに体調について話す場合もあります。
もし、相手にこう言われたら
Are you okay? 大丈夫?
I’m sorry.
それは残念だね。
I hope you feel better soon.
お大事にね。
なんていう風に気遣う言葉をかけてあげましょう。
その他、相手が「元気なさそうだな」「何かあったのかな」という時は
What’s wrong?
どうしたの?
What’s the matter?
どうしたの?
What happened?
何があったの?
といった感じで、相手の状況をたずねることができます。
別れ際の挨拶
時間帯別
日本語でも「じゃあね」「さようなら」「バイバイ」「またね」「お元気で」「お気をつけて」など
別れ際の挨拶にはさまざまな表現がありますが、英語にもたくさんの表現があります。
特によく使うのはHave a good 〜 という表現。
時間帯によって〜以下を変えて使います。
- 朝〜お昼過ぎぐらいまで
Have a good/nice day.
良い1日を。
- 正午〜お昼ごろ
Have a good afternoon.
良い午後を。
- 夕方〜夜まで
Have a good evening.
良い夜を。
- 夕方〜夜以降
Have a good night.
おやすみなさい。
- 1日のうちいつでも使える
Have a good one.
良い時を。
こう言われたら、さらっと
You too.
You as well.
あなたも。
と返答しましょう。(You tooの方が使う頻度は高め)
シチュエーション別
こんな言い方もあります。
- 金曜日に
You have a nice weekend.
良い週末を。
- 祝日の前は
Hope you have a wonderful holiday with your family.
ご家族と素晴らしい祝日をお過ごしください。
- これから出かける人に
Have fun! 楽しんできてね!
- 旅行に行く人へ
Have a safe trip. 安全な旅を。
- またすぐ会う人に対して
See you later. またね。
※laterをtomorrowやnext week, thenなどに言いかえて使うこともできます。
- 体調のすぐれない人に
Take care. 元気でね。お大事に。
- 何かに挑戦・頑張っている人を応援する
Good luck. 幸運を。
さいごに
日常会話でよく使われている挨拶の英語表現について一気にご紹介しました。
こうして見ると、毎日何気なく交わされているように感じる挨拶にもさまざまな表現がありますね。
ネイティブと挨拶をする時には、シチュエーションやその時の気分に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
初めて会った人への自己紹介で使えるフレーズについても、別ページで詳しくご紹介していますのでそちらもぜひご覧になってみてくださいね。
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[…] 毎日の会話に使える「挨拶」の英語表現についても別のページで紹介していますので、ぜひそちらもご覧になってみてくださいね。 […]