レストランで使えるフレーズ
海外生活や旅行で滞在中必ず必要となってくるのがレストランで使える英語力。
英会話本やアプリを使ってその通りに注文したとしても、店員さんに上手く伝わらないことも。
また、相手の言っている言葉が全く聞き取れず「??」となってしまうことも多いでしょう。
それはネイティブが教科書には載っていないような独特の表現をしているためです。
カフェよりやや複雑な表現になりますが一つ一つ解説していきたいと思います。
入店
人数を伝える
店に入ると、受付の人が待っていたり
近くにいる店員さんが人数を聞きに来てくれますので(これはどこの国でも同じですね)
簡単にHi.やHello.と挨拶し人数を伝えます。
指で人数を表現したり簡単に数字だけ伝えてもわかりますが、
Table for three, please. 3名でお願いします。
とTable for + 人数で表現するとよりネイティブ表現に近づきます。
予約をしている場合
We have a reservation for three at 7o’clock for Lisa.
私たちは7時に3名で予約したリサです。
予約客である場合は受付の人に人数+予約時間+予約名を伝えましょう。
予約の際は基本的にファーストネームを利用します。
席につく
Right this way, please.
こちらへどうぞ。
と言われ席へ案内されます。
受付の人と注文を取る人が別のレストランでは、席で待つようにこう伝えられます。
Your server will be by in just a few minutes.
あなたのサーバーが数分でまいります。
注文
ドリンクを頼む
担当のサーバーが席に来るとまずドリンクの注文を聞かれます。
Can I start you off with any drinks?
初めに飲み物は何になさいますか?
What would you like to drink?
飲み物は何になさいますか?
まだ決まっていなかったり、
後でドリンクを頼むかもしれないけど「とりあえず水が欲しい」という時は
Can we have some water to start?
とりあえず水をいただけますか?
と伝え、すでに決まっている場合は
Can we have three glasses of beer, please?
グラスビールを3杯お願いします。
と注文しましょう。
少し待ってもらいたい時
メニューを見終わったころ、担当のサーバーが席に来て
Are you ready to order?
ご注文はお決まりですか。
と聞きにきますので、
既に決まっている場合は「Yes.」と言って注文へ
まだもう少し時間が欲しい場合は
Could you give us a few more minutes?
もう少し時間をいただけますか?
I think we need a couple of more minutes.
もうあと2、3分ほど必要だと思います。
と伝えます。
フードを頼む
Can I get one of the bacon cheese burger with french fries?
ベーコンチーズバーガーとフライドポテトをいただけますか?
数を表す時にネイティブは「one of the~(〜のうちの一つ)」という言い方をすることがあります。
I’m going to have the daily special.
今日のスペシャルにします。
このように
Can I have/get〜
I’m going to have〜
I’ll have〜
の後ろに自分の欲しいメニューを入れることで
「〜をいただけますか」と表現できます。
メニューについて質問する
例えば、メニューを見るだけでは具体的な内容がわからない時はこう聞きます。
What does the daily dinner special come with?
今日の日替わりディナーには何が付いてきますか?
また、あまり好きではなかったり
アレルギーで食べられないものが入っていないか確認したい時は
Is there any Cilantro in the spring roll?
この春巻にパクチーは入っていますか?
※パクチーは英語でCilantroやCorianderと言います。
Could you make it without Cilantro?
パクチーを取り除いて作ってもらうことはできますか?
とお願いしてみましょう。(ダメな場合もありますが)
食事中
料理を食べ始めたら
注文した品が届き食べ始めると、担当のサーバーがやってきて問題はないかと聞かれます。
Is everything okay?
(料理は)大丈夫ですか?
問題がなければ
So far so good.
今のところ大丈夫です。
Yes! Everything is great.
はい!どれも最高です。
と答えます。
もし、注文したものが届いていないなどの場合は
We haven’t got a caeser salad yet.
まだシーザーサラダが来ていません。
We ordered another beer before, but it hasn’t come yet.
ビールを追加したけどまだ来ていません。
という感じで現在の状況を伝えましょう。
炭酸のおかわり
炭酸飲料がおかわり自由(refillable)のお店では
Can I get a refill for my coke?
コーラのおかわりをもらえますか?
とお願いすると1杯分の値段で何杯もおかわりすることができます。
追加の注文
ある程度料理を食べ終わると、サーバーから
Is there anything else I can get you?
他に何かお持ちしましょうか?
Would you like to order anything else?
他に何か頼みますか?
と追加の注文がないか聞かれます。
必要なければ
I think we’re okay for now.
今は大丈夫だと思います。
もし何か追加したい場合は
Can I take a look at the menu?
メニューを見ていいですか?
Can I have an another glass of beer?
ビールのおかわりをもらえますか。
と、ここで希望を伝えましょう。
デザートの追加
料理を食べ終わると、デザートの追加がないか聞かれます。
Would you like to order any dessert?
デザートはいかがですか?
Does anybody leave room for dessert?
デザートのための空きはありますか?(デザートはいかがですか?)
お腹いっぱいの場合は
No thanks. I’m so full.
いえ、大丈夫です。私はもうお腹いっぱいです。
I think we’ve probably eaten enough.
私たちはもう充分食べたと思います。
と言ってことわりましょう。
支払い
食べ残しを包んでもらう
食事が終わるころ、サーバーが来てこう聞かれます。
Are you done with your meal?
食事は終わりましたか?
海外では(少なくともカナダでは)食べ残しを包んで持ち帰れる文化がありますので、もし食べきれなかった場合は
Can you pack/wrap it up please?
これを包んでいただけますか?
とお願いすると持ち帰ることができます。
ビルをもらう
食事が終わったら
Can we get the bill please?
ビルをいただけますか?
と伝えてお会計をしてもらいます。
支払い方法を伝える
ビルを持ってきたら
How would you like to pay? どのように支払いますか?
と聞かれますので
I’ll pay in cash. 現金で払います。
I’ll pay by debit/credit.
デビッド/クレジットで払います。
と支払い方法について答えましょう。
さいごに
海外ではチップの文化があるため、サーバーは客に対して
「味は大丈夫?何かいるものない?持って帰る?」と積極的に声をかけサービスをしてくれます。
基本的に店員とお客さんは対等な立ち位置ですので、結構フレンドリーな感じで話しかけられることも。
英語があまりわからないとそのつどなんて答えたらいいのかドギマギしてしまいそうですが、よく使われる表現をしっかり覚えてスムーズにコミュニケーションをとりたいですね。
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