Supposed toの意味と使い方
海外生活をしていると、
ネイティブ同士の会話でしょっちゅう耳に入ってくるのがこの”Supposed to”。
海外ドラマや映画でもよく出てくるフレーズですね。
普段の会話の中でこの”Supposed to”を使う場面は本当にたくさんありますので
これを使いこなすだけで、一気に「英語が話せる人」の仲間入りをした気分になれます。
是非自分のものにして、ネイティブとの会話に取り入れてみましょう!
Supposed toとは
そもそもSupposeには「(根拠の薄い)思う、考える」という意味があるのですが後ろにtoがつくことで「〜することになっている」という意味になります。
一般的に最後のdは発音しませんが、“Supposed to”と表記します。
日本語では「〜のはずだ」「本来〜するもの」「〜することになっている」という風に訳されるこの言葉、会話の中ではどのように使われているのでしょうか?
〜することになっている(予定)
約束などによって予定されたもの、(確実ではないけれど)予期されていることに対して「〜するはずだ」「〜することになっている」と使われるとき。
They are supposed to arrive tomorrow.
彼らは明日つくはずだ。(明日つくことになっている)
It’s supposed to snow tonight.
今夜は雪が降りそうだ。
The weather is supposed to be nice this weekend.
週末の天気は良くなるみたいだ。
This isn’t what we’re supposed to be discussing.
これは私たちが議論することではない。
本来〜するもの(一般的な期待)
一般的にそうだろうと期待されるものに対して「本来〜するもの(するはずだ)」と表現したいとき。
This Italian restaurant is supposed to make excellent pastas.
このイタリアンレストランは素晴らしいパスタを作るはずだ。
This toner is supposed to work with this printer.
このトナーはこのプリンターに対応しているはずだ。
She is supposed to be a good teacher.
彼女は良い先生になるはずだ。
That’s just how it is supposed to be.
そうなることになっている。
(ルールによって)〜するはずだ
法律や規則などのルールで決まっていることに対して「〜するはずだ」「〜することになっている」と言いたいとき。
You are not supposed to come in here.
あなたはここに入らないはずだ。(あなたはここに入ってはいけない)
You are supposed to stop when at a red light.
ライトが赤の時は止まることになっている。(止まらなければいけない)
I am supposed to file this report by the end of the day.
この書類を今日中に提出することになっている。(今日中に提出しなければならない)
You’re supposed to ask me before you make a copy of the contract.
あなたは契約書のコピーを取る前に私に許可をとることになっている。(許可を取らなければならない)
否定・疑問・過去形
否定文
原形が”be supposed to”のカタチなので5W1Hやbe動詞との組み合わせになります。
I am not suppose to be here.
私はここにいるはずではない。
You are not supposed to talk.
あなたは話さないことになっている。
疑問文
Am I supposed to be at the meeting on Tuesday?
私は火曜日の会議に参加することになっていますか?
Where am I suppose to sit?
私はどこに座るべきかな?
過去形
時制に応じてbe動詞が変化します。
Wasn’t it supposed to be sunny?
快晴のはずじゃなかった?
What was that supposed to mean?
つまりそれはどういう意味?
They were supposed to come at 7.30, but they were late.
彼らは7時30分に来るはずだったけど、遅れてやって来た。
さいごに
いかがでしたか?
敬語のない英語では、ダイレクトな表現を避けあいまいな言い方をすることによって、相手に配慮した丁寧な表現をすることができます。
supposed toの同義語にはhave toやshould, ought toなどがありますが「言いにくいことを相手に伝える」ときなどあらゆる場面でこのsupposed toが用いられている印象があります。
例文でもいくつかご紹介しましたがビジネスシーンでもよく使われる言葉なので、今回覚えたフレーズを是非実際にネイティブに使ってみてくださいね!